[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
相手の立場を理解する
スティーヴン・コヴィーの「7つの習慣」という本がある。とても、有名な本だ。
ウィンウィンの関係が最良であるという主旨を伝えている。
あなたも私も、お互いが良いようになる方法を考えて歩みよりましょうという提案だ。
それには、まず相手の立場を理解することが大切だ。
「まず相手の立場を理解する」ことは自分を相手に理解させるよりも先に、自分が相手を理解することの方を重視するという意味である。
自分が相手といい関係になり、豊かなコミュニケーションをとりたいと思うなら、まず相手のことを理解するに限る。
相手がどこの人か、何を言いたいのか、相手にとって何が重要なのかを先にこちらが理解すれば、努力しなくても自然に相手から理解されるようになる。
先に、相手から理解してもらおうとすると自分も相手も圧迫感でコミュニケーションがうまく取れずに、エゴのぶつかり合いになってしまう。
相手の立場を理解することは、どちらが正しいのか白黒をつけるのではなくて、より良いコミュニケーションがとれるようにすることだ。
こちらから相手を理解しようと努めると、相手は自分をわかってもらっていると感じて、スムーズにより良い人間関係が作れるだろう。
ムカつくあの人は、幼児か100歳の老人だと想像すると・・・
おだやかに生きるには、他人を否定する気持ちを持たない方がいいに決まっている。
つい、会社の上司とか、わがままいっぱいの同僚とか、生意気な後輩とか、失礼な相手にムカつくことがあるが・・・
もっとおだやかで愛情深い人になりたいと思うなら、次の方法が役に立つだろう。
はじめに、イライラさせられる、怒りたくなる人を思い浮かべてみる。
次に、その人が幼児になったところを想像する。
幼児らしい、いたいけな顔をしているだろう。
私たちも赤ちゃんのように、とんでもないことをやってしまうことだがあるはずだ。
次に、同じ人がヨボヨボの老人になり、死にそうになっているところを想像してみる。
老人は疲れ切っていて、なお人生の知恵があり、寛容でもある。
そして、やわらかなほほえみを浮かべている。
私たちも、いつかは老人になる。
こういうふうに想像すると、いつも客観的な目で見ることができて、相手に同情することができる。
いらいらして、ムカつくなぁと思ったら・・・
あの人は、幼児か100歳の老人だと想像してみることだ。
こうすると、他人にたいするいら立ちを静めることができる。
今、私がこれをかいているのは朝の4時半だ。
私の一番好きな時間である。
日常の仕事が始まるまでに、数時間ある。
外は薄暗く、まったく静かで私は完全に一人きりだ。
一人きりの時間を持つと、心が落ち着いて穏やかになれる。
心が穏やかで平和な人は、毎日少しだけでも自分だけの時間を持っているのではないだろうか。
ほんの十分程度でいいと思う。
瞑想(めいそう)したり、自然の中で過ごしたり、のんびりとお風呂に浸かったり・・・
自分だけの静かな時間を持つのはとてもいい。
忙しくて、そんな時間は取れないよと思われているなら、こんな方法はどうだろうか。
もし、車で通勤されているなら、ラジオや音楽を聞きながら家までまっすぐに帰るところを、ちょっと変えてみる。
仕事が終わって帰宅するときに、家の近くまで来たら車を道端に寄せて止める。
お気に入りのその場所で、1~2分間、ゆっくり深呼吸をしてリラックスしてみる。
あたりをただながめるだけでいい。
そうすると、ピリピリした神経も落ち着いて、おだやかになれる。
忙しくて、一人の時間なんて取れないと思っている人は、工夫して、気分が落ち着きなごやかになれる時間を見つけよう。
私たちが他人と目を合わせないようにしていることに気付いたことはありますか?
なぜ、目を合わせないようにしているのですか?
怖いから?
私たちが他人に心を開こうとしない理由は何ですか?
ひとつだけはっきりしているのは、他人に対する態度と自分の幸福度はいつも並んでいるということ。
つまり、しかめっ面をして、人を避けて、うなだれて歩いている人のなかに、おだやかで楽しく生きている人はいないということだ。
社交的になりなさいとか、他人の人生を明るくするためにエネルギーを必死に振りしぼりなさいとか、愛想のいいふりをしなさいとか、勧めている訳ではない。
知らない人に、思いやりと敬意を寄せるだけではなく、ちょっと微笑んで目を合わせたりするようにすれば、自分の心に思いがけない変化が起きる。
そうすれば、みんな自分と同じなんだなぁ、とか自分に似ているなぁとか思えてくるだろう。
それは、みんな家族があり、愛する人がいて、悩んだり不安を持っていたり、好きなことや嫌いなことがあるということ。
自分からほほえんで行動すれば、相手もやさしく反応してくれる。
人はみんな、自分と同じ人間なのだなぁって気づけて、幸せ気分になれるのだ。
朝一番に、感謝したい人を思い浮かべて『ありがとう』をいうと、心が平和になれる。
感謝することと、心の平和は切り離せないものだから。
人生で与えられたものに、感謝すればするほど心が平和になるのだ。
感謝したい人たちとは・・・
家族、友達、昔の知り合い、先生、先輩、職場の仲間、チャンスをくれた恩人、気付きを与えてくれた人などなど。
つまり、感謝したい人は、誰でもいいということなのだ。
渋滞に割り込ませてくれた人でもいいし、命を救ってくれたお医者さんとか、やさしい看護師さん、親切にしてくれた店員さん、笑顔をくれたひと・・
要するに、朝一番に感謝の気持ちを持つということが大事なのだ。
私はほうっておくと、すぐに否定的な気持ちになってしまう。
そうすると、感謝の気持ちが消えていき、感謝するべき人を思い浮かべても、愛情ではなく、憤りや欲求不満がわいてくる。
人生、いい面だけを見つめる練習をしよう!!
感謝したいことが次々に浮かんでくると、練習の成果がでているということ。
自分の健康に感謝、家族に感謝、仕事に感謝、出会った人に感謝、自由に感謝というふうに。
朝一番に感謝の気持ちを持つと、おだやかに一日を過ごせるだろう。