もっと穏やかな運転手になろう。
 
渋滞の道路を運転するのは、なかなかつらいものだ。
日本特有の盆・正月・ゴールデンウィークは高速道路で大渋滞が起こる。
 
家族連れで故郷に帰る人たちの車の列は、渋滞覚悟の上だから、いろいろと対策を考えてからの運転だと思う。
 
仕事絡みで運転する人の、普段の日の渋滞の中の運転、お疲れ様です。
 
運転する人は一生のうちの、かなり長い時間を車のなかで過ごす訳だから、その時間をイライラと欲求不満にかられて過ごすか、もっと賢明に活用するかはあなた次第だ。
 
大阪に住んでいた頃、よく見かけたのが渋滞中の高速道路のなか、2車線であるにもかかわらず、左端に引いてある白線の上に1車線分を勝手に作って走る車だ。
 
2車線をむりやり3車線にして、正規の2車線の渋滞を見ながら、自分だけ白線の上をスイスイと走り抜けていく、非常識な車だ。
 
狭いので、軽自動車が多かったが、結構中型も交じっていた。
 
大阪って、交通マナーは最悪だ。
 
そんなことまでして、前に進んだからと言って、どれだけ早く目的地につけるかというと、結局たいした差はない。
 
ヒンシュクを買いながら、危険な思いをして進んだにも関わらず、たいして到着時間に差がないとしたら・・・
 
もっと、穏やかな運転手になろう。
 
運転を目的地に向かう手段としてのみ考えるのではなく、何かをする時間、たとえば考え事をしたり、CDを聞いたり、歌の練習をしたり、時間をとってやりたいことをするチャンスだと思えば、渋滞もリラックスして過ごせる時間に変わる。
 
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どんな人でも、誰でも、不幸せな時がある。
最高に幸せだと思っている人たちでも、やっぱりそれぞれに、悩みや失望や憂うつを感じるときがある。
 
幸せな人と不幸せな人の違いは、落ち込む回数とかどれくらい落ち込んでいるかではなくて、その気分にどう対処するかで決まることが多いようだ+。
 
ほとんどの人は、落ち込んだとき何とかそこから脱出しようとがんばる。
 
がんばって仕事をしたり、落ち込みを真剣にとらえて原因究明したり、分析したり・・・
そして、深みにはまる。
 
穏やかでリラックスして生きている人たちは、落ち込んで否定的な気分になっても、それが一過性のもので、落ち込みもやがては消えるとわかっているのだ。
 
だから、ときには落ち込むときもあるさと割り切ることができる。
 
だから、憂うつな気分になったり、怒りやストレスを感じてもパニックにならない。
 
落ち込んだ感情をそのまま受け入れると、意外とすんなり落ち込みから抜け出せたりする。
 
たとえ落ち込んでも、やがてまた落ち込みから脱出して幸せな気分になれるときがくるとわかっているから、あわてずに落ち付いていられるだ。
 
こんど落ち込んだら、ときには落ち込むときもあるさと割り切ってみよう。
 
落ち込みに抵抗しないで、リラックスして落ち込みが去っていくのを待とう。
 
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話し始める前には、息を吸ってみよう。
つまり、相手の話を充分聞いて、相手が話し終わってから自分がゆっくり話し始めるということだ。
 
これはけっこう、効果がある。
自分が話すより相手の話を聞く方が、相手から信頼や好感を得られる。
 
聞き上手という。
 
聞き上手になるには、話す前に息を吸う、だけだ。
 
この、話し始める前に息を吸う時、初めはその間がすごく長く感じらるが、本当は1秒もかからない。
 
相手の話をじっくりと聞くというのは、とても貴重なことだ。
 
たいていの人は、自分が話す順番を待っていて、人の話をあまり聞かないで、自分の意見を言うチャンスを待っているだけだ。
 
相手の話を引き取って「そうそう」とか合いの手を入れ、早く終わらせようとする。
自分が話したいから。
 
相手の話が終わる前に、批判したり過剰に反応したりして誤解が生まれてしまっては、お互いに不快だ。
人の話を聞かないと、友だちはいなくなる。
 
相手の話がすっかり終わってから話し始めると、お互いの間になごやかな空気が生まれるだろう。
 
相手の話をしっかりと聞くということは相手に興味を持ち、相手に思いやりを示すことだ。
 
思いやりを持てば、自然とよい人間関係が生まれる。
 
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一番はどこかにいる？
 
人はどこに行っても自分と道連れだ。
 
もし、
別の場所にいたとしたら、
別の仕事だったら、
別の家だったら、
別の環境だったら、
別のパートナーだったり、
 
今よりもっといい状態になって、幸せになるだろうと思い込んだり・・・していませんか？
今の奥さんじゃなくて、あんな人が理想だ、なんてよそに一番を求めると誰も幸せにはなれない。
 
ものごとを悪いほうに取ったり、すぐにイライラしたり、怒ったり、ないものねだりをする癖があると、どこに行ってもやっぱりその癖は自分についてくる。
 
もし、これと反対に、穏やかで自分の幸せを知っている人は、どこに行っても幸せだ。
 
今いるところで、周りの人たちのことを、利己主義で貪欲だと感じるなら、違うところに行ったとしても、やっぱり周りの人たちは利己主義で貪欲な人たちばかりと感じるだろう。
 
どこに行っても、誰と出会っても同じだ。
 
行きたい場所ではなくて、今いる場所に目を向けよう。
 
どこに行っても自分と道連れだ。環境も人間関係も結局同じだから。
 
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人生はすべて、始まりがあり終わりがあるという、仏教の教えがある。

花は種から芽を出して、花開き、枯れて、土に帰るということだ。

世の中の、車も、家も、衣類も生産されては使い古されていく。

人も同じだ。 人は生まれ、成長し、子供を作り、年老いて行く。

全ては時間の問題だ。


全てのものは、やがて土に帰るからこそ、それを持っていた時間を大切にしよう。

その人と関わる時間を大切にしよう。


全てに始まりがあり終わりがあるという考えは、無気力になる為のものではない。

物事をあるがままに受け入れるということだ。

物事をあるがままに受け入れると、しまったと思う代わりに、ああ、そういうことかと思えるようになる。

毎日を大事に生きること。
毎日、誰かのために生きること。
毎日、自分が幸せに生きること。

しあわせはいつも自分の心のなかにある。

相田みつをさんの言葉のなかの、お気に入りだ。


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