親切は小さなことにかぎる。
 
マザーテレサの言葉
『私たちはこの世では大きいことはできません。小さなことを大きな愛をもってするだけです。』
 
今は何もできないけれど、いつか成功したら人のためになることをする、と思っている人がいる。
 
いつか大きなことをしようと計画を立てると、たった今困っている人を助ける機会を失ってしまう。
 
今、困っている人がいる。
話し相手がいない老人とか、育児でくたくたの母親とか、ゴミだらけの路地とか、都会のスミの飢えた人とか・・・
 
今すぐに、誰かの手を借りたい人たちがたくさんいる。
 
マザーテレサの言葉通りだ。
 
世界を変える程大きなことはできないけれど、少しだけ暮らしやすくすることはできる。
 
みんながやらなければならないのは、小さな親切を今、実践することだ。
 
小さな親切をしても、なにも変わらないと言い訳して、何も行動しないのはいけない。
 
細心の注意を払って、なにかしらの親切をしよう。
 
与える喜びを感じて、この世を少しだけ明るくしよう。
 
 
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「早起きは三文（さんもん）の得」と昔の人は言っている。
 
三文とは、昔のお金の単位である。
多分、わずかな金額のこと。
 
早起きをするだけで、得をするということだ。
 
私は毎朝、午前３時から４時の間に起きる。
 
家族が起きだすまでの数時間は、静かで誰にも邪魔されない私の時間だ。
 
時間に余裕ができると、穏やかで意味深い生き方ができる。
 
ほとんどの人は、朝起きて大慌てで食事をして家から飛び出す。
朝食を採らずに飛び出す人もいる。
 
仕事をしていようと、育児中の主婦であろうと、ほとんどの人は自分の時間を取って、それを楽しむ余裕はもっていない。
疲れ過ぎている。
 
それで、つい眠られるときに寝ておこうと思うようになる。
人生には、仕事や育児、睡眠の他に、もっとやるべきことがあるはずだ。
 
自分のためだけの時間を作りたいものだ。
 
とてもいい方法がある。
 
早起きだ。
 
一日が始まるまでの1～2時間を自分のためだけの時間にしよう。
コーヒーを飲んだり、好きな本を読んだり、何もしないでボウッと座っていたり・・・
 
完全に自分の自由になる時間だ。
 
早起きをすると、いままで時間がないという理由で持てなかった、ひとり静かに過ごすひとときが持てるようになる。
 
どうしても眠りたいのなら、夜はテレビを消して、1～2時間早く眠ろう
 
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人のせいにするのをやめよう。
 
なにかうまくいかないことがあると、私たちは誰かのせいにしたがる。
 
家が散らかり放題なのは、みんなが片付けないから・・・
売上が上がらないのは、同僚がしっかり働かないから・・・
毎月赤字なのは、奥さんが浪費するから・・・
つまずいて転びそうになったのは、誰かがなにかを置いたせい・・・
 
こういった人のせいにする癖は社会に蔓延している。
 
自分の行動や悩みのすべては自分の責任ではなくて人のせいという考え方だ。
 
なんでも人のせいにする習慣に染まると、自分の怒り、欲求不満、落ち込み、ストレス、不幸など、全ては人のせいだと思い込むようになる。
 
でも、人のせいにしながら幸せになれるはずがない。
 
悩みがあったら、それを乗り越えて幸せをつかまなければならないのは自分だ。
 
家が散らかっていたら、誰かのせいにしないで自分で掃除をしよう。
家計が赤字になったら、自分がなにか節約できないかと考えよう。
 
大切なのは、自分が不幸せなときに、自分を幸せにするのは自分しかいないと自分に言い聞かせることだ。
 
人のせいにするのは、心身ともにものすごくエネルギーを使う。
 
人のせいにすれば、自分の幸不幸は自分でコントロールできない。
人のせいにするのをやめれば、人生はもっと楽しく、はるかに気楽になる。
 
 
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前よりリラックスして、おだやかで愛情深い人になるために
 
 
おだやかで愛情深い人になるには、自分がしていることに捕われ過ぎずに、リラックスするのが大切だ。
すべてを完璧にやろうなんて思わないでほしい。
 
たまには気を抜こう。
誰でも、失敗はするのだから。
 
くよくよしたり、ストレスだらけになっても、それに慣れればいい。
 
慣れたら、なんでもなくなる。
 
失敗したら、またそこから始めたらいいのだから。
 
ちょっとした失敗を大げさに思わず、欲求不満におちいらないようにしたらいい。
 
その失敗は、進歩のチャンスだ！
自分を成長させるチャンスなのだ。
 
『失敗したけど・・・まぁいいさ、次はもっと違ったやり方をしてみよう』と、自分に言い聞かせよう。
 
ゆっくりと骨休めをしよう。
 
100％完璧にできる人なんていないのだから。
 
大切なのは、自分がやれるだけのことをやってみることだ。
それが正しい方向に動いていればいいのだから。
 
ものごとを冷静に見つめて、自分にやさしくすることを忘れないようにする。
 
そうすれば、たいていは幸せな人生を送れる。
 
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自分のありのままを認めることができると前に進める。
 
私たちは、自分が不完全な人間であると認めるかわりに、自分の嫌なところには目をつぶろろとする。
 
自分の全てをありのままに認めることは大切だ。
 
ありのままを認めると、もっと自分に優しくなれるし、共感を持てるようになるからだ。
 
不安だらけで自信がまるでないときに、強がってなんでもないふりをしなくてもいいのだ。
 
その事実を認めて、自分に言い聞かせよう。
「ビクついてもかまわないよ」と。
 
嫉妬したり、貪欲になったりしたときも、その感情を否定しないで認めるようにすれば、それを乗り越えて前に進める。
 
自分のネガティブな感情を否定したりするのをやめれば、そんな感情に振り回されなくなるし、自分の存在をありのままに認めれば、自分の人生は完璧だというフリをする必要がなくなる。
そして、自分の全てを受け入れることができるようになる。
 
嫌なところや欠点だらけの自分をそのまま受け入れると、「自分は完璧じゃないけれど、こまままでいいんだ。」と自分に言い聞かせることができる。
 
ネガティブな感情になったら、それも自分の一部として認めることができるようになるだろう。
 
もっと、自分を大きな目で優しく見るようにしてみよう。
 
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