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生きていると、いろいろなもめ事に出会う。
小さなもめ事に騒ぎ立てるか、それを水に流して忘れるかいう選択だらけだ。
戦う相手を賢く選べば、本当に大切な戦いに勝てるようになる。
確かに、相手と口論をしたり、自分の信念のために戦わなければならないときもあるだろう。
でも、多くの人はたいしたことじゃないことで戦い、人生をどうでもいいようなことの戦いの連続にしている。
そうなると、欲求不満のカタマリになって、本当に大事なことを見失ってしまう。
すべてを自分の都合のいいようにしたいと願うなら、ほんの小さな邪魔が入っても、大問題にしてさわいでしまうだろう。
人生は思いどおりにいかないものなのだ。
他人はあなたの都合のいいようには動いてはくれない。
あなたに反論する人がいて、あなたと違うやり方をする人がいくらでもいる。
人生は、いくらやってもうまくいかないことだらけだ。
これが基本線なので、これに逆らおうとするといつも戦って過ごすことになる。
平和な人生を送りたいなら、戦いがいのある対象をきちんと見極めないといけない。
すべてを完璧に成しとげるのが目標なのか?
ストレスのない生き方をするのが目標なのか?
ストレスのない生き方を望むなら、ほとんどの戦いはおだやかな気分を壊すものでしかないと気づくだろう。
夫婦で、悪いのはそっちだと言いつのることがそんなに重要?
相手のちょっとしたミスをあげつらうことがそんなに重要?
どこのレストランで食事をしようとか、何の映画を観ようかとか、隣の人が道路に駐車して困るとか・・・
戦いのタネは、こんなことを含めたら無限だ。
自分の戦うリストを見てみると、つまらない戦いばかりだと思い、戦う優先順位を変えたいと思うだろう。
戦いを賢く選ぶのが先決だ。
そうすれば、戦う必要をまるっきり感じなくなるかもしれない。
いい聞き手になりたい
私は人の話をきちんと聞いているかなと振り返ってみると、あまりいい聞き手ではないよいような気がする。
相手が話し終えるまでじっくりと相手の話を聞いて、それから自分が話すということをあまり守れていないと反省中だ。
つい、まだ相手が話をしているにもかかわらず、私はこう思うとか、それはこうだとか、自分の話を割り込ませる癖がある。
いい聞き手とは、相手の話を途中でさえぎる癖を持たないだけではない。
自分の番がくるのをいらいらと待つのでもなく、相手が言いたいことをすっかり話し終えるまで、満足して聞き手にまわるということだ。
相手の話がうまく聞けないというのは、私たちの生き方をあらわしているようだ。
相手の話が終わると同時に話し出す、という時間競争が目標になっているみたいに。
反応する速度をゆるめて相手の話をじっくり聞くと、もっとおだやかな人になれるだろう。
まず、プレッシャーがなくなる。
相手が何を言うだろうかとか、それにどう答えようかとジリジリ待つのは、結構ストレスが溜まるものだ。
相手の話を終わりまで、じっくりと聞いていると、プレッシャーが消えて気分がリラックスする。
それは相手にも伝わるから、相手もゆったりする。
いい聞き手になると、人間関係の質も向上させられるのだ。
みんな、自分の話をちゃんと聞いてくれる人と話をしたいと思っているから。
相手の立場を理解する
スティーヴン・コヴィーの「7つの習慣」という本がある。とても、有名な本だ。
ウィンウィンの関係が最良であるという主旨を伝えている。
あなたも私も、お互いが良いようになる方法を考えて歩みよりましょうという提案だ。
それには、まず相手の立場を理解することが大切だ。
「まず相手の立場を理解する」ことは自分を相手に理解させるよりも先に、自分が相手を理解することの方を重視するという意味である。
自分が相手といい関係になり、豊かなコミュニケーションをとりたいと思うなら、まず相手のことを理解するに限る。
相手がどこの人か、何を言いたいのか、相手にとって何が重要なのかを先にこちらが理解すれば、努力しなくても自然に相手から理解されるようになる。
先に、相手から理解してもらおうとすると自分も相手も圧迫感でコミュニケーションがうまく取れずに、エゴのぶつかり合いになってしまう。
相手の立場を理解することは、どちらが正しいのか白黒をつけるのではなくて、より良いコミュニケーションがとれるようにすることだ。
こちらから相手を理解しようと努めると、相手は自分をわかってもらっていると感じて、スムーズにより良い人間関係が作れるだろう。
ムカつくあの人は、幼児か100歳の老人だと想像すると・・・
おだやかに生きるには、他人を否定する気持ちを持たない方がいいに決まっている。
つい、会社の上司とか、わがままいっぱいの同僚とか、生意気な後輩とか、失礼な相手にムカつくことがあるが・・・
もっとおだやかで愛情深い人になりたいと思うなら、次の方法が役に立つだろう。
はじめに、イライラさせられる、怒りたくなる人を思い浮かべてみる。
次に、その人が幼児になったところを想像する。
幼児らしい、いたいけな顔をしているだろう。
私たちも赤ちゃんのように、とんでもないことをやってしまうことだがあるはずだ。
次に、同じ人がヨボヨボの老人になり、死にそうになっているところを想像してみる。
老人は疲れ切っていて、なお人生の知恵があり、寛容でもある。
そして、やわらかなほほえみを浮かべている。
私たちも、いつかは老人になる。
こういうふうに想像すると、いつも客観的な目で見ることができて、相手に同情することができる。
いらいらして、ムカつくなぁと思ったら・・・
あの人は、幼児か100歳の老人だと想像してみることだ。
こうすると、他人にたいするいら立ちを静めることができる。
今、私がこれをかいているのは朝の4時半だ。
私の一番好きな時間である。
日常の仕事が始まるまでに、数時間ある。
外は薄暗く、まったく静かで私は完全に一人きりだ。
一人きりの時間を持つと、心が落ち着いて穏やかになれる。
心が穏やかで平和な人は、毎日少しだけでも自分だけの時間を持っているのではないだろうか。
ほんの十分程度でいいと思う。
瞑想(めいそう)したり、自然の中で過ごしたり、のんびりとお風呂に浸かったり・・・
自分だけの静かな時間を持つのはとてもいい。
忙しくて、そんな時間は取れないよと思われているなら、こんな方法はどうだろうか。
もし、車で通勤されているなら、ラジオや音楽を聞きながら家までまっすぐに帰るところを、ちょっと変えてみる。
仕事が終わって帰宅するときに、家の近くまで来たら車を道端に寄せて止める。
お気に入りのその場所で、1~2分間、ゆっくり深呼吸をしてリラックスしてみる。
あたりをただながめるだけでいい。
そうすると、ピリピリした神経も落ち着いて、おだやかになれる。
忙しくて、一人の時間なんて取れないと思っている人は、工夫して、気分が落ち着きなごやかになれる時間を見つけよう。