自分なりに人を助ける
 
人にやさしい行為をすると、穏やかで心が豊かになれる。
 
子供の頃は、「一日一善」という言葉がひんぱんに耳に入っていたが、最近はあまり聞かない。
学校の教室の壁に、垂れ幕みたいに張ってあったが・・・
もっとわかりやすい言葉に変わっているのだろうか。
 
自分なりに小さな手助けをすることをおススメする。
小さな親切、大きなお世話・・・ではなくて＾＾
 
ちょっとした親切は人のために何かするチャンスになる。
それに、親切にするのがどんなにいい気分になれるかを思い出せてくれる。
 
落ちているゴミを拾うとか
人のためにドアを開けて待つとか
自販機で切符が買えずに困っている人を手助けするとか
道に迷った人に道案内するとか
スーパーのレジで、お弁当を1個持って並んでいる人に先を譲るとか
 
気楽にできて、人の役に立つものを考えたい。
 
いいことをしたと思えるし、みんなが喜んでくれる。
 
それと、もうひとつ、
気楽にはできないのだが、やった～という気分になれる親切がある。
 
それは、奉仕。
「奉仕の心」の実践だ。
 
東京や大阪は浮浪者がたくさんいる。
私は偶然に遭遇した、困っている人にお金を上げることにしている。
 
電車で見かけた“彼”のまわりの席が空いていた。誰も座らないワケは、彼の異臭だ。
蔑視するおじさんもいたが、私は臭いからと言って、移動できなかった
。
悪いばい菌でも入ったのか、両足が異常に腫れていたので、つらいだろうなと思って見ていた。
降りる間際、千円だったが二千円だったか、彼に渡して電車を降りたら
ニコッと笑ってくれた。
 
私にはそれが神様の笑顔に思えた。
 
私の財布の中の千円は、あってもなくても大差はないが、
彼はそれで、数回食事をすることができる。
 
今まで、お金を上げて拒否されたことはない。
「支援センター」があるという話をしたこともある。
 
何の因果で、彼らがこんなことになってしまったのかはわからないが、本当に困っている人を助けると、神様に出会える。
 
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人それぞれ
 
人はそれぞれ違うってことを理解しよう。
 
世界にはいろいろな文化があるし、違う文化圏の人たちのものの見方や感じ方が自分たちとはまるで違って当然だ。
 
その違いは我慢するのではなく、それ以外にはありえないという事実を理解して、敬意を持つことが大切だ。
 
同じことに対して、他人が違う行動をしたり、違う反応をするのは当たり前だ、と考えると他人に対して意外と共感できる。
 
他人とものの見方が違うたびに、イライラしていると争いばかりだ。
 
私たちはそれぞれが違うのだ、という事実をしっかり受け止めて尊重しよう。
 
そうすれば、他人に対して愛情や思いやりが持てるし、自分自身を認める気持ちがずっと深まるはずだ。
 
「誰かと考え方が違って当然だ。」
「行動も違って当然だ。」
 
この当たり前のことをしっかりと受け入れたら、相手に共感できるし、自分は自分でいいのだと認めることができる。
 
自分を認めて、自分を好きになろう！
 
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他人の生き方や行動を批判しないで、単に興味を持って見つめるだけにしませんか？
 
人に対して思いやりを持って接したり、忍耐したりする練習だ。
 
 
誰かが変な行動を取ったときに、イライラして「あんなことするなんて、信じられない！」と反応する代わりに、「そうなんだ、あれがあの人のものの見方なんだ、おもしろいなぁ」と心の中で言うのだ。
 
他人の行動にイライラさせられずに済みますし、不満を感じなくなる。
 
でも、決して傲慢にならないでください。
内心で相手と比べて、自分の方が上だと考えてはいけない。
 
若者に流行しているファッションを見て、批判めいたことを言ったりイライラさせられたりしないで、「よくわからないけど、人はみんなそれぞれちがうんだ」と思えばいいのだ。
 
AKBに群がり踊っている若者や、韓国スターを追いかけるおばさんたち。
髪の毛をオレンジ色に染めたロックの人たち。
 
人の生き方に興味を持つと言っても、それを擁護する必要はない。
 
人にすすめるつもりはないが、また、それを批判する立場にもいないのだ。
人を批判するのは、ものすごいエネルギーがいる。
おまけに、楽しく生きるという目標から遠くなる。
 
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毎朝、家族や友人など誰かの幸せを願うと、人生が感謝と平和で満ちて来る。
 
毎日、ちょっとの時間でいいから感謝する人を思い浮かべると心が平和になる。
 
会社でイヤな思いをしたり、近所付き合いで憤慨したり、腹が立つことばかりだ。
あの人のここが嫌い、あそこがイヤだと考えると気分はお先真っ暗になる。
 
毎日つらい思いをして暮らしていると、だんだん人のイヤなところばかりが目について、考えるのはイヤなことばかりになってしまう。
 
毎朝、イヤな人を思うのではなく、感謝したい人を思い、誰か愛する人のことを考えると人生が豊かになる。
 
そうすると、その日の午後もずっと積極的で明るい考え方ができるようになる。
イライラする回数も、ずっと減るはずだ。
 
これは、小さな練習だ。
 
朝起きたら、今日は誰を愛そうかと考える。
家族の誰か、友だち、仕事の同僚、隣の人、昔の友人・・・誰でもかまわない。
 
自分の意識が、不満やイヤな思いを忘れて、愛に向かうことが肝心なのだ。
 
その相手が決まったら、その人にとって今日もいい日になりますようにと願ってください。
 
この練習を始めると、毎日穏やかな心で過ごせるはずだ。
 
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人のアラ（欠点）ばかり目に付くようでは、穏やかな人生は望めない。
 
厳しい目で人のアラ（欠点）探しをすると、まわりから孤立してしまう上に、自分もイヤな気分になる。
 
人の欠点を探すクセが付くと、指摘しないでいられなくなるだろう。
 
対人関係でアラさがしを始めると、生きていく幸せやありがたさが薄れてしまう。
 
出会った初めの頃は、相手の性格や知性やユーモア、容姿に魅力を感じていたのに、しばらくすると、小さな欠点に気付き始めて、なんとか直してあげたいと思う。
 
つまり、相手の気に入らないところを指摘して、その人の生き方まで変えようとしたがっているのだ。
 
たまに相手のためになる助言をするのはいいかもしれませんが、それはやがて相手の生き方を規制したがるクセになっていくだろう。
 
アラ探しをして、相手の欠点ばかりが目に付くのは、相手の人となりを理解しているのではない。
自分がアラ（欠点）探しの名人としての評判を立てているだけだ。
 
相手の欠点ばかりが目について、指摘したくなったら「絶対にやめる」と心に決めることだ。
 
もし、アラ探しをしていると気付いたら、口を閉ざすことだ。
 
人の欠点ばかり探すのを止めると、自分の人生のいいところに目が向くようになる。
 
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